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(※ネタバレありマス)

今更な映画評ですね。スンマセン。
まあいつもだいたい今更で適当で一貫性もありませんから、あまり気にせず参りましょう。

私はもう一生、一途に吉野寿だけを愛していようと思って生きていましたが、
ここに来て、恐ろしい刺客が飛び込んで来ました。
エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ。
通称、チェ・ゲバラ
それが、彼の名前です。



これはホンモノ。
ほらこんなだもの。
カッコよ過ぎね!?
俳優かよ!!
コンニャロ!
iPhoneロック画面にしちゃったよ!
しかし、この笑顔とは裏腹に、彼の生き方は壮絶でした。

私の、チェに対する認識は、
・バキバキの共産主義者
・ゲリラの扇動者で、戦争大好き
・キューバ人でもないのになぜかキューバ革命に関わった人(多分戦争好きだからだろう)
・Tシャツの人↓これ

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とかくらいでした。
正直、特に共感も興味もありませんでした。
青空くんがTSUTAYAで借りて来たのです。
これが大化けしました。
チェは、そんな薄っぺらい私の印象とはまるで違う、
男として、否、人間として、完成された思想と理想と愛の人でした。

『チェ 28歳の革命』
こちらは彼の成功譚。
アルゼンチンの医師であった青年エルネスト(チェ)が、カストロのキューバ革命に医師として携わったものの、
どんどん頭角を表してゲリラ戦を展開、
革命成立までの3年あまりを描いた作品です。
主演のベニチオ・デル・トロが、映画進むにつれて
どんどんチェと同化してってて、見応えありました。
28歳には見えないなー(苦笑)とは思いましたが、
本人もかなり老けてましたから、むしろ正解かもしれません。
しかし、殺伐とした戦闘シーンが多かったです。
さもありなん。やはりそれが彼の大部分です。
国連での演説や、様々な折衝、強い意思で理想を語る話術、などは、やはり彼の一部。
森に潜み、武器を持ち、同志には自律と教養を強い、村人達に敬意を払い、それを怠る者には死を与える。
そのドロ臭さこそが、チェなのだということを、この映画で思い知らされました。
医者であったこと、喘息持ちであったこと、彼の理想と、それを遂行する強い意思。
常に軍服を身につけ、殺戮を繰り返しながらも、
高い教養があり、気品すらある男。
本当に私はなんにも知らなかったのだと思い知らされました。

ーあなたにとっての革命とはなんですか?ー
映画の中で、アメリカ人ジャーナリストが発したこの言葉に、チェはこう答えます。
「バカらしいと思うかもしれないが、真の革命家は偉大なる愛によって導かれる。人間への愛、正義への愛、真実への愛」
これを他の人が言ったら、白々しく聞こえるでしょう。
チェが言うから、意味を持つのです。
国連での演説を、もう何度も繰り返し観てしまいました。

『チェ 39歳 別れの手紙』
こちらはチェの死(失敗)に至るまでの軌跡です。
畢竟、これはかなりつらい映画となりました。
キューバ革命を成功に導いたチェが、
家族、キューバ、盟友カストロに別れを告げてキューバを出、
ボリビア革命に身を投じたものの、
圧政の元に支配されるボリビア国民から、うまく支持を得ることが出来ず、
追い詰められ、殺されるまでの1年あまりを描いた映画です。
カストロに宛てた手紙を、彼が読み上げるこのシーンを観ただけでも、
彼がいかに情熱的で理想に燃えていたかを知ることができます。
タイトルの妙です。
しかし、革命に成功したキューバの恵まれた環境の中で、キューバを統率して行くカストロと、
知らない土地での泥沼のゲリラ戦で疲弊し、次第に狂気にさらされていくチェとの対比は
鬼気迫るものがありました。
(私のこれまでのカストロの認識も、左派で、タカ派で、独裁者、くらいでした。ヒドイもんだ…)
チェの「革命を遂行するには、ゲリラしかない」というようなセリフがありましたが、
実に大時代的であると感じざるを得ませんでした。
今のこの情報化社会においてはまるで通用しないでしょう。
しかし、1967年に生きたチェにはそれしなかった。
自らのストイックさに、首をしめられるような形で追い詰められるチェの様に、
もう多分一生観ないなこの映画…
と思わされるに十分な、いたたまれない2時間を過ごしました。
しかし、チェをもっと知りたくなりました。
Che VIVE!!

ひたすらストイックに、理想に向かって走り続けた男、チェ・ゲバラ。
一部の恵まれ過ぎた特権階級による政治に、全身全霊でNONと言い続けた彼が、
共産主義に傾倒していた事も十分理解できました。
愛に生きた男、というのは、過ぎた形容では決してありません。
搾取され、奴隷のごとく虐げられているボリビアの人達の為に、
何かをせずにいられなかったのです。
外国人と罵られながらも、彼らの権利を得る為に、
まさに泥水をすするような戦いをし、
その彼らにすら支持されず、協力も得られないにも関わらず、
彼らに治療を施し、なけなしの金を払って食糧を買い、
ただひたすら人々に尽くした人生は、
それが果たして正しいかどうかということを超越して、激しく胸を打ちました。

しかし、人殺しをも正当化していた彼が、
40年経った今に至るまで支持された理由。
それはルックスだ、と、青空くんは言います。


んーっと…。
異議なし!

しかし、シネマレビューでは酷評もいいとこでした。
退屈…というのがその主な理由のようです。
確かに抑揚の少ない、淡々とした映画でしたけどね。
ま、いいっスいいっス。
※個人の感想です
↑でいいっス。
いやー、映画ってホントに、いいもんですね。(声・水野晴郎)

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(ト)

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青空トランプ

Author:青空トランプ
青空トランプ:夫婦ユニット。サブメンバーに、長女コロ(中1)と長男ぐわー(小5)がいます。
そんな青空トランプを、20の質問で紹介します。

【青空☆太郎】

出身地:宇宙
職業:世界を股に挟むえせサラリーマン
趣味:最近は主に東欧の大衆音楽、例えばロマ(ジプシー)系やクレズマーの辺り
特技:誰に対してもあつかましく振舞う
好きな食べ物:カレーかラーメンか迷ってるフリをしつつ本当に好きなのは握り寿司
好きな映画:ここ最近なら間違いなく『先祖になる』だね
尊敬する人:タモリ(『ブラタモリ』復活希望)
抱きたい人:宮崎あおいちゃん(せっかく離婚したんだから俺んとこに嫁に来なさい)
神:JB、ジミヘン、コルトレーン(このチョイスに迷い無し)
永住したい場所:東北か東欧か東南アジア
1ヶ月休みがあったら:東北でボランティア&観光(まだまだ行き足りない)
3億円当たったら:1億は寄付して、残ったカネで防音設備の整ったスタジオ付きの家を建てて楽器を買いまくるね
明日死ぬとしたら:慌てて般若心経を覚える
今一番興味があるのは:クレズマーとチンドンの関係性
子供以外の宝とは:あごひげともみあげ
自分を動物に例えたら:インドサイ
相方のいいところ:他人にでも感情移入できるところ
相方の悪いところ:他人にでも感情移入しがちなところ
相方を料理に例えたら:火鍋と砂鍋が半々のやつ(仕切りは陰陽風)
世界に向けてメッセージを!:打倒風評被害!


【花札(仮)すずき】

出身地:長野県長野市
職業:主婦業を全力で。
趣味:下ネタ。
特技:落ち込むこと。
好きな食べ物:友人の旦那が作るダシ巻き卵。こないだ久々にありついた♡甘さと出汁とフワフワ具合。ケーキかよ!?安定の旨さ。嫁への愛を感じたわー。
好きな映画:『クンドゥン』『JSA』
尊敬する人:もちろんダライラマ14世。すごいオジサマですよ、この人は。
抱かれたい人:吉野寿様。せめてデートできるなら、一緒にダイアログ・イン・ザ・ダークとか行って、吊り橋効果狙いたい。
神:小林賢太郎。神と書いてけんたろうと読む。
永住したい場所:シェムリアップ、ウブドゥ、チェンマイ
1ヶ月休みがあったら:タイのビーチでぐだぐだしたい。
3億円当たったら:半分寄附、半分貯金して老後に旅しまくる。
明日死ぬとしたら:家族と美味しいもの食べて過ごします(;_:)なんか泣けてきた…
今一番興味があるのは:TED。おっさんテディベアじゃなくて、プレゼンの方のね。
子供以外の宝とは:ラーメンズDVD&文庫本コレクション。
ラーメンズ好きな女はうざい?けっ知らねー。
自分を動物に例えたら:スナフキン亜種。おさびしやま~に~♪
相方のいいところ:博識。理論的。私の支離滅裂な話をよく聞いてくれるという意味で、ガマン強いところ。
相方の悪いところ:ブログ、この半年で1個くらいしかあげてませんよ。どうしました?
相方を料理に例えたら:満漢全席。うんちく多そうだ。
世界に向けてメッセージを!:最良の母親とは、まあまあの母親である。〜児童精神科医 ドナルド・ウィニコット〜

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