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これのつづき

私が、突然おちいってしまった
不安。
恐怖と言っても過言ではなかったかもしれません。
それは、「声」です。
もっと具体的に言うと、隣のグループの声。

30分刻みで進んでいくこのDIDのワークショップは
遠くの方で前後の会話は確かに聞こえてはいました。
決して広くはないであろうこの空間、
仕切ってはいても、完全に他の雑音(と言っていいのか)を
シャットダウンすることは不可能です。

それまでは、この一緒に回っていた7人の声だけが、
私の目の代わりとなり、
状況を把握し、コミュニケーションを図り、
どの作業も上手くこなせていたのでした。
え「…から、こち… ドリンク… 」
えもやんの指示が耳に入りません。
隣のグループも、すでに素晴らしいリレーションシップを築き、
和やかに話しているのです。

怖い!
私は本気で怖くなりました。
えもやんの声が聴こえない。
周りの状況が分からない。
ここに何がある?
椅子は分かったけど、テーブルはあるの?
何を飲むの?
どうやって飲むの?
やめて!
もうしゃべらないで!

…絶望的な不安感は、
それがやって来た時と同じようにまた、
あっけなく去って行きました。
つまり、隣のグループが席を立ったのです。

心地よい沈黙が再び訪れました。
え「ビールと、サイダーと、オレンジジュースがあります」
えもやんの声がクリアに響きます。
そして、私は気付かされました。
これは現実だということです。
このワークショップはあくまでお遊び。
現実の世界には、もっともっと、この何十倍も
雑音があふれているのです。
その中から自分に重要な情報だけを
ピックアップして生きていく。
そうしなければ生きていけない。
それが視覚障がい者の運命なのです。

グループでは、利きビールが始まっていました。
「これは…ドライかなー?」
「いや俺は一番搾りだと思う」
「案外発泡ってことはない?」
私は、冷たいサイダーで乾いた喉をうるおしながら
その絶対的事実を真っ暗やみの中で見逃さないように
必死に神経をとがらせていました。

え「どのくらい時間が立ったと思いますか?」
和やかな会話の中、えもやんが切り出しました
そうか。
状況の把握ばかりに気を取られて、
私は、時間の感覚を完全に失っていました。
「30分…くらいかな」私は言いました。
誰かが言います「1時間は経ってないかな」
うんうん。おおむねみんな同意します。
え「正解は、1時間20分です。」
…。
ええええええええええええ?
まじか!
まじか!
そんなに経ってたか!?
ありえない!
考えられない!
さっきここに入ったばっかじゃん!
え「残念ですが、そろそろ終わりの時間です」
私はどうしても信じられなくて、
茫然と、えもやんの方ばかりを見つめていました。

最後に通された部屋は、
薄い、本当に薄い明かりのついている、
ラウンジのようなところでした。
え「真っ暗なところから急に明るいところに行くと、
目が慣れていなくて、気分を悪くすることもあるんですよ。
だから、まずはこの薄明りの部屋で目を慣らすんです」
その薄明りは、
本当にまぶしかったです。
目が痛いほどまぶしかった。
不思議な気持ちです。
みんながゆっくりと話し始めました。
どうしてここにきたのか。
今日の経験はどうだったのか。
そして、えもやんがどうして視力を失ったのか。
えもやんがどんな風に感じて、
健常者に対して、どうしてほしいのか、どうしてほしくないのか。
なんだか戦友のような不思議な仲間意識が
私の中には生まれていました。
見たこともない顔ばかりの中で、
心を開いて話をしていることが、ただただ不思議でした。

本当に信じられないことばかりが起こりました。
想像していたDID。
障がい者の方がアテンドしてくれる、
知的好奇心をくすぐるアトラクションだとばかり思っていました。
実際には、私の想像もしなかった感情が
次々に湧き起こりました。

私は、暗闇も、思ったほど悲観的ではないと思いました。
そして、思ったほどラクでもない、と。
一見矛盾した話ですが、正直に言葉にすると、
こういうことになってしまうのです。
目が見えないのは絶対困ると思っていましたが、
コミュニケーションを取る事ができるのなら、
暗闇の中はそう悪くもないと
素直に思いました。
視力を失っても
聴力を失っても
心さえ失わなければ、楽しく生きて行くことはできる。
辛いことも多いけど
だからこそ分かる事もあるのだと、そう思いました。

もうひとつ、見落としてはいけない大事なこと。
DIDには、私が見えない代わりに、
私も誰にも見られていないという、おかしな安心感があるということです。
現実の、視覚障がい者の方の生活には、それは伴わない。
逆に、自分でも認識できない「視覚」を、
社会にいる以上は意識しなければならないということです。
この苦労はやはり、想像をはるかに超えるのでしょう。

え「僕は3歳の頃に視力を失いましたが、
パトカーとか、救急車の形は知ってるんですよ。
多分、好きでよく見てた、記憶が残っているんでしょうね」

それは私では感じることが一生できないであろう、
本当に不思議な感覚です。
おばちゃんは、えもやんを大好きになりました。


DIDの最後に、その薄暗がりの部屋でえもやんは言いました。

「えもやんの声の方に来てください…と言いたいところですが(笑)」

それを聞いて私はハッとしました。
現実の光の中に戻って来た私たちと対照的に
その暗闇が彼の住む場所の全てなのだ、だということ。
その圧倒的な現実を、いやがおうにも見せつけられた気がしました。



彼が、

その薄闇に少し足を踏み入れ、

笑顔で私たちに手を振ってから、

やっぱり真っ暗な世界に向かってくるりと背を向けて行ってしまったような気がして

私は

何とも言えない気持ちになって

出口に向かうその光の階段を、

ゆっくりと上がって行きました。


おわり
(ト)

追記:
もし上記読んで、気分悪くされた聴覚障がい者、視覚障がい者の方がいたら
ごめんなさい。
でも、私の素直な感想でした。

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こんばんは。
なかなかイースタン好きを声高に叫べない昨今、
皆さん、いかがお過ごしですか?
トランプすずきです。
酢好きと書いてすずき。
ま、今日は名前だけでも覚えてってください。

今日は私、年に一度、イースタンにどっぷり浸かろうと決めた日です。
朝から口ずさむは「世界は割れ響く耳鳴りのようだ」。いつにも増した大熱唱です。
キッチンの向こう側の道をおばあちゃんが通ろうとも、
かまやしません。今更です。
青空くんと子ども達を送り出し、豪速球で掃除洗濯食器洗いを済ませると、
むかうはジョイサウンド。
そう、今日の目的はカラオケです。
しかもひとり。
咳をしてもひとり。山頭火。
…。

ヒトカラ。
いつしか人類は、一人で行くカラオケをそう呼ぶようになりました。
外は雨模様です。
ちょい心くじけそうになりましたが、今日を逃したらもうムリのような気がして、
私はムダに勇気を振り絞り、
力一杯めんどくささと闘って、
その、地下へ続く大人の階段を降りて行きました。

店員は手慣れたものです。
お一人様ですね、も、ありません。
サクサク部屋に通され、ドリンクを運んでもらったら、
もう後は一人の世界です。
毎日吹雪吹雪氷の世界です。
イースタン制覇を目指し、あ、から予約。
『青すぎる空』
気合で歌い切ったのに、86点。
ん?
んんん?
ナニコレ?
マジデスカ?
機械コワレテマセンカ?
ワタシワカラナイヨ!!!

シャウトすると高得点、と聞いたので、
次『雨ざらしなら濡れるがいいさ』叫びまくりました。
もう、途中でトイレとかで部屋から出られない感じなくらい、
はずかしいくらい叫びましたが、88点。

うぬぬぬぬ。
完全にファイティングスピリットに火がつきました。
その場でiPhone駆使して、カラオケの得点を稼ぐ方法をひきまくりました。
『立って、お尻に力入れて歌うと声帯開く』というので、
まんまやって→ダメ。
『抑揚つけるためにマイクを離したり近づけたり』→ダメ。
『感情入れたら負け。音程に忠実に、アレンジ加えず』→ダメ。
『途中で止める!減点される前に!』→意味なし!
『キーを歌いやすく変える』
→これだけはねぇ、やりたくないんだよねぇ。
原曲キーは基本でしょうよ。
なんの歌かわかんなくなっちゃうでしょうよ。
私は絶対音感が人類平均の2割増しあるので(すずき調べ)、
キー変わるとイラっと来るのねー。
イースタンのライブでも、CDとキー違うとすぐ分かるねー。
他人様のチューニングは音叉並みにハズレに気づいて、
姑並みにそばにいる人に素早く告げ口するねー。
でも自分の三線のちんだみ(チューニング)は
ナゼかゼンっゼンわからないねー。
中野区の七不思議だねー。
俺の頭の中のバミューダトライアングルがそうさせるに違いないねー。

1時間はあっという間に過ぎます。制覇ムリ。ムリムリムリムリ。
得点も伸びなかった…。
失意のどん底です。
なんしか90越えないんだもの。ほぼ平均点。
このあたしが平均点だとぅ?もう、死にた過ぎる…( ;´Д`)
あと3時間延長したかった。まじで!
でもお会計530円。
すっげ。やっす。
これがヒトカラの肝ですから。

今日は予約してた病院に行く為、荻窪へ行きました。
これすなわち、聖地天沼を通り抜ける事となります。
自転車ですからね。
挨拶もなしにスルーするのは、
すずきとしてはあり得ないマナー違反。
小声で、さっき歌いそびれた『素晴らしい世界』を熱唱しながらのチャリちい散歩です。
角から吉野さん見えそうな妄想にさいなまれました。
うん、完全な変態だ…。

帰宅後、荷物が届きました。
それは私が先日注文した、イースタンのアナログ。
つまりレコードです
は!
レコード!!!!
我が家にプレイヤーはあっても、アンプにつないでおりません。
つまりこのビニールは「観賞用」。
飾って眺めて楽しむ趣旨となっております。
わぁ…。
わぁぁぁぁぁ…。
レっコード、でか!
『塩ビ』ってちゃんと明記がある!
すげーな。ガンになりそうです。
オマケのニノさんのポストカードも、
これまた夢に出そうな、すんばらしい男前です。
生きるというのはどういう意味なのか。
『覚悟』というものの本質を問われたような気持ちになりました。
祀る。まじ。

夜はおうちで焼肉食べながら、イースタンパワープレイです。
食べながら歌っちゃダメよ!
そう、今日以外の364日間はね。
そしてうるう年の、365日間はね。
という訳で、聞き分けのないおかあさん・すずきは、食いながら大熱唱ですわ。
どんだけ歌ってんだ。
雲射抜ケ声は名盤だから仕方ないや。
つかどれもみんな名盤だから仕方ないや。

ああ楽しかった今日一日。
それもそろそろ終わろうとしています。
今日は私のお誕生日。
いくつになってもお誕生日は祝いたいものです。
え?いくつになったか?
大昔の事なので、記憶にございません。うふふ。
イースタン三昧。これいいかも。またやろっと。
(ト)

追記:
え、何の話か分からない?
そうでしょうね…。
いいんですよ。ええ、ええ、お構いなく。
スルーしてくださいね。

これのつづき

はい、入りました。
まっ暗です。
んまっっっっっっっっっっっっっっっ暗です。
7人が7人、ざわつき始めました。
分かっているのに、動揺を隠せません。
えもやんが言います。「ハイ、じゃえもやんの声の方についてきてください」
え?
あ、そう言うことか!
早速白杖の出番です。
こつこつこつこつと地面を小刻みにつつきながら進みます。
「あっ、ごめんなさい」
「おっとすみません」
もう、謝りまくりです。すぐぶつかっちゃうんだもん。
すでに青空くんはどこにいるか分かりません。
でも今やそんなこと、どうでもいいのです。
(おそらく)目の前の、えもやんにはぐれたくない一心で、
必死で情報を集めながら歩きます。

しばらく歩くと、えもやんが立ち止まりました(もちろんぶつかって気付く)。
えもやん(以下え)「ではみなさん、ここでまるくなってください」
まるくですか!?
声掛け合いながら、不慣れなまま、なんとなく車座になります。
え「隣の人と手をつないでください。これでまるができますよ」
「私、久しぶりに嫁以外の女性と手をつなげて嬉しいです」
青空くんの不必要な発言が向かい側辺りから聞こえ、
一瞬場も和やかな雰囲気に。
ベタも時には大事なのだなあ…みんな笑ってくれて、優しい!
え「さて、何か感じますか?」
思いのほか、床がごつごつしてること。
それから、鳥が鳴いている声がすること(多分スピーカーからでしょうが)。
あと…
あと…
すげー情報不足!
え「じゃ、ここでキャッチボールをしましょう」
は?ムリムリムリムリムリムリムリ。
え「もちろん、普通のキャッチボールはムリです。これを使います。」
鈴の音がします。
ボールの中に鈴が入っています。
これは、ゴールボールというスポーツで使う、正式のボールなのだそうです。
どうすると思いますか?
これを転がしてキャッチするのです。
どこに転がすか?
それは、受け取る人が声をかけるのです。
「じゃ、イチゴにお願いします」
ちりんちりんちりん。「あ、届いた!」
おおおお。
思わず全員が感嘆の声です。
そしてここでも自主的にどんどん声をかけなければいけません。
恥ずかしいとかめんどくさいとかも、もうあり得ません。
どんどん声掛けて、
どんどんキャッチして、
最後の人まで、もれなく感嘆の「おおおおお」は続きました。

え「ではまたえもやんの声の方に来てください」
がたん。どたん。
そこは壁で仕切られ、曲がり、右へ、左へ。
どうやらこの中は、なかなかのパノラマ仕立てです。
え「さてではみなさん、いよいよこれから、種を植えます」
そうです。
今日のメインイベントは『ガーデニング』。
真っ暗なDIDで、土いじろうってんですから、
これは全く想像つきません。
花を楽しむ?
香りってこと?
植えた花壇はどうなるの?
それはすべて、アテンドのえもやんが教えてくれました。

その真っ暗な中から、えもやんは器用に、土やら鉢やらを準備してくれます。
鉢。
そう、その鉢に種をまいて、それをお持ち帰りできる、
ということだったのです。
そうじゃなかったら、DIDの中は植物だらけになっちゃいますもんね。
再び車座になった私たちは鉢を選び、種を選びます。
ちゃんと回してもらい、それぞれさわって確認し、選ぶことができます。
この頃になると不慣れながらもだんだん状況を楽しめるようになってきています。
「ひまわりの種の割には小さいね」
「あ、腐葉土だ」
それぞれ分かる事を、報告とも確認とも、認識できた自慢とも取れる独り言で
話し続けます。
とにかく情報源の少ない中の会話(独り言?)は非常に大切です。
えもやんの指示は分かりやすく、暗闇の中でも無事鉢を作る事ができました。
…いや、これはあまり正確ではありません。
作る事ができた、程度のもんじゃありません。
暗闇の中の土いじり…
あのね、
想像以上に楽しい!!
これマジです!
さわって分かる土の感触。
中野区で畑を数年やってきた私にも、これは初めて味わう感覚です。
手先だけを頼りに、種を選ぶ楽しさ。
土をこぼさないように敷く緊張感。
となりの人と譲り合って使うスコップ。
これはガーデニングではありません。
ガーデニングに使う神経とは全く別の要素を使う、
これは完全に遊び場です。大人の遊び場。
私の、脳みそも身体も、
この新しい感触をすでに全力で楽しめる体制となって来ました。


え「じゃ、ウエットティッシュ必要な方は行ってください。」
手を拭いて、またえもやんの声についていきます。
次はお茶の時間です。
「みなさん、長椅子がありますから、そこに座りましょう」
ここで私は突然、DIDに入って初めて、
大変不安な状況に置かれることとなります。
それはそれまで私が抱いていた不安とは全く異なる、
完全な想定外の不安でした。


またつづく
(ト)

昔、だらだらと青空くんとアジアを放浪中、
よく一日中ただただしゃべって過ごしていました。
よくもまああんなにしゃべる事があるなあと
今思うと不思議なくらいなのですが、
ある時、旅先で知り合った耳の不自由な韓国人旅行者のKさんと
3人で晩ご飯を共にしました。
2人で宿に戻ったその夜、こんな話になりました。
「耳が聞こえなくなるのと、目が見えなくなるの、どっちがいい?」
まあ考えりゃずいぶん失礼な話題ですね。
私は、その時の韓国人Kさんとの食事が本当に楽しかったし、
話も非常に興味深く、おもしろかったので、
「目が見えないのはどうしてもこまる」と言いました。
目が見えなければ、旅行をする意味ってなんだろう。
美しい景色を楽しむことができるのならばそれでいい、そう思っていました。
青空くんは「俺は目が見えなくてもいい」
彼は音楽をこよなく愛していたので、
それらが聴けなくなるくらいなら、視力はいらない。と言ったのです。
私には全く、1ミリも共感できませんでした。
…このワークショップに参加するまでは。


それから10余年後の5月のはじめ。
満を持して行ってまいりました、
ダイアログ・イン・ザ・ダーク(以下DID)。
普段は週末しか開催していないので、
子ども達の事を考えると、どうしても留守番させてまで参加することはできなかったのですが、
GWの真ん中3日間の平日の開催を知り、
今でしょ!?(←すぐ風化する…)と思い立ち、
青空くんに有休取らせ、一緒に行ってまいりました。

DID。
簡単に説明すると、
日常生活のさまざまな内容をまっくらな空間で、聴覚や触覚など視覚以外の感覚を使って体験するエンターテインメント形式のワークショップ
(Wikiより抜粋)
つまり、真っ暗な空間で遊ぶアトラクションです。
そして、アテンドと呼ばれる案内人は視覚障がい者。
ここが最大の特徴と言えるでしょう。

真っ暗がどの程度かというと、
まっっっっったく見えません。
100%暗闇です。
そこで歩いてみたり、キャッチボールしたり、お茶したりする、
単にそれだけです。
単に?
でも想像してください。
真っ暗な中で、歩くって、どう言うことだと思いますか?

答えは、やってみなければ分かりません。

明るい階段を下りると、
照明を落としたロビーがあり、
DIDに入る為の受付と、簡単な説明を聞くことになります。
荷物はもちろん、携帯、時計、光るものの着用は一切できません。
最近はネイルが光ったりするようなものもあるようですが、それもダメ。
ついでに言うと、メガネも…意味をなしませんね。
そうして準備万端整ったところで、スタートです。

まず、薄暗い部屋に入り、目を慣らしながらの説明から始まります。
ここで入るのは、通常8人のグループ。
この日は7人のグループとなりました。
そのグループに一人のアテンドがつきます。
アテンドは男性の方。
ここでは個人の認識が大変困難ですから、まずは自己紹介から始めます。
まずはアテンドの方が自己紹介をしてくれましたが、
名前を仮に、『えもやん』としておきましょう。
えもやんの右隣から、順番に。すでに、声だけが頼り。
ニックネームは何でもよし。ペットの名前や、好物の名前などが飛び交います。
私は普通に自分の名前を言いました。
これは本当に重要で、これから先、自分の名前を言いながら、
ちょいちょい状況説明をしていきます。
「すずき、しゃがみます」とか、
「すずき、右に曲がりました」とか、
「あっ、すずきつまずきました、」
そして白杖(はくじょう)の説明。
白杖は、視覚障がい者がもつ、専用の杖です。
これを一人一本持ちます。
コレの使い方の説明を聞き、
真っ暗な中での状況の確認の仕方などを簡単にレクチャーしていただき、
いよいよ出発です。
ここから90分間の、まっくらやみの遊びの始まりです。

つづく
(ト)

葬儀屋篇

青空くんのお父さんが亡くなった時、
まだコロが1歳と手のかかる年齢だったことに加え、
青空くんも三男坊という甘えもあって、
私はほとんど戦力外で、オロオロと過ぎて行きました。
その頃よく青空くんが言っていたのは、
「葬儀屋はすごい」
その言葉の実証を、今回目の当たりにする事となりました。

すごいその1
病院から家まで、葬儀屋さんの車で、
父の遺体と共に向かいました。
この車がすごい。
時速40kmを死守します。
ああ、急げば青のまま行けるのに!早く早く!
…行かない。
この落ち着きっぷり。まだまだ序の口です。

すごいその2
家に着いて、葬儀の手順を話し合っている時。
お手伝いにきてくれた、従兄弟が
「葬儀屋さん、車、ウインカー着きっぱなしすよ。見てきたら?」
と告げるも、
「ああ、そうですか。」
しーん。
5秒後、はっと我に帰ったうちの伯父が、
「あ、こっち大丈夫ですよ。バッテリーあがっちゃうから」
とうながし、
「では、失礼します」とようやく立ち上がる葬儀屋。
いいよいいよこっちは気にしないで!
席立ってもゼンゼン失礼じゃないから!

すごいその3
翌日は別の人が。
「タカハシ(仮名)といいます」
このタカハシさん、葬儀の手はずを整えるのはもちろん、
遺影選びも協力し、
「火葬場でお待ちいただく間のビールや乾き物などは、
うちで頼むと高いですから、
こちらで余裕あれば準備なさってはいかがですか?」
などの良心的な助言、
告別式での受付、及び司会進行、
挙句にはお斎のウエイターが、
ん?タカハシさんに似てんな…
えっ、タカハシさんじゃん!
そんな事まですんのかい!

すごいその4
火葬場ではオノ(仮名)という人間が担当いたします。
そう言われてバスで着いた場所では、
オノさん(女性)が火葬炉の前で頭を下げています。
遺体を恭しく炉の中にしまうと、
「ではあちらで1時間ほどお待ちください」と案内。
そこでもうちで用意したビールとおつまみをキレイに並べて、
イスやらお茶やらと何くれとなくサーブしてくれ、
火葬が終わると、炉の前にみんなを並べて、
スーパーテクニックを披露してくれました。

「これがあごの骨です。」
「これが目の下の骨。」
「これは頭がい骨なので大きいです」
「これは鼻の骨。これは鼻の先になります。」
「歯もたくさん出ましたね、これみんな歯ですよ」
はぁ?
なぜ分かる!
オノさん!
すご過ぎる!
どんな研修受けるんだ!?
そして最後に、
その骨をキレイにチビほうきで集め、
さらに手袋してるその手で粉すら残らないほどかき集める徹底ぶり!
その心情たるやいかばかりか…。
仕事とは言え、他人の骨を…。
サ○ミ典礼!
あんたすごいよ!

###############################

写真をもっと飾りたいと言えば、
大きく引き延ばしてくれ、
香典返しが足りないといえば、
自らすぐに取りに行くこと、
風の如し!
なにが起こっても動じず、
穏やかな物腰で遺族に接すること、
林の如し!
「残った香典返しはお引き取りしますので、
清算はその後でいたします」
と、心憎い気遣い、
火の如く、
そして、
金曜日に亡くなってから、
土曜日のお通夜、
日曜日に焼き場の手配、
その後の告別式と、
安定した予定の組みっぷり、
そして隙のない仕事っぷり、これまさに
山の如し!
そうか、葬儀屋すなわち風林火山だったのですね。

葬儀は通常、突然なものですからね。
そんな家族のオロオロも、
事務から現場まで、葬儀屋さんにならまとめて任せて安心です。
タカハシさん…ご家族いたら、さぞかし生活大変だろうな…。
と、あらぬ心配までしてしまいました
地球上で5本の指に入る、
『なにか天変地異があっても、生き残る確率の高い職種』
かもしれません。
(※すずき調べ)
(ト)

そんな訳で、父が亡くなったのですが、
長患いとは言え、私には全く準備がありませんでした。
結局まだ東京残留してた青空くんに、
ここにあるこれ持って来て、
え、ない!?んじゃここさがしてみて!
など、バタバタとみっともない時間を費やしてしまいました。

そこで、来たる身内の突然の不幸のために
準備しておいた方が良いことを、
わかる範囲で書き留めておこうと思います。
身近度が高ければ高い程、
この準備はおろそかになります。
淡々と用意しておき、
お葬式には余念なく、故人を悼む事ができる。
その為の一助となれば幸いです。

葬儀篇

1.葬儀屋の目星をつけておく
基本中の基本です。
うちは、父自身が共済だかに加入していたようで、3割ほど安価で執り行うことができたようです。
ま、兄任せだったので、正直、私はよく分かりませんが(^_^;)


2.喪服
近そうだな、ヤバイな、と思ったら、
用意するだけでなく、着てみましょう。
縁起でもない、とかでもありませんよ。
お腹入らなかったらどうしますか?
ファスナーが閉まらなかったら、どうしますか?
寒かったら?
ネクタイがど太かったら?
そんな事も、前持って着ておけば、準備しておく事はできます。
もちろん葬儀屋さんでもレンタルしてくれますが、
お金もかかるし、何よりメンドウです。
喪服に付随する、黒いストッキング、黒い靴なども、忘れがちです。
子どもの喪服などは、あまりかっちりしていない方がよいようです。
これは、あえて、です。
うちはお下がりにいただいた、制服を着せました。
ゼンゼン区立小だけど。
それでも用意しておいて間違いありませんでした。


3.お通夜、告別式の持ち物
上記ともかぶりますが、
お葬式には持っていたいものを、
お葬式用のハンドバッグ、もしくはセカンドバッグなどに入れて
あらかじめ保管しておくのも、
忘れ物の少ないやり方かもしれません。
・黒いバッグ
やっぱあると便利です。飾り気のないもの、少ないものを。
・もちろんお香典
お友達と一緒に参列する時などは前持って値段そろえていくと間違いないと思います。
ちなみに、
私の立場は、「喪主でない、近い身内」となりましょうかね。
実父ですから。
出しましたよ。
値段知りたいですか?
知りたくなくても教えましょう。
香典10、お花代1.5です(敬称略)。
・白いハンカチ
・お数珠
・ふくさ(香典袋を包む)
・(女の人)パールのネックレス
冠婚葬祭しかつけるとこないですもんね…。
・ティッシュ
近しい人だと涙だけでなく鼻水注意報発令されますから。
・お悔やみの言葉
あざといですか?
今回言われる立場でしたが、
多かったのはダントツ
「このたびは本当にご愁傷さまでした」でした。
私がよく使う
「このたびはとんだことで…(ごにょごにょ)」は
ほとんど聞かれませんでした。
だってなんか「ご愁傷さま」って、感じ悪く聞こえませんか?
姑が嫁に言ってる、的な。
アラ陽子さん、あなたの分は用意してなかったわ、ウフフ、ご愁傷さま。
みたいなさー!!
え、オレだけ!?
…同い年ですごく仲の良かったいとこ女子には、
「すずちゃん(←私)…」
とだけ言われて、真顔で、ものすごく固い握手で終始されました。
いたわってくれてるんだ、という気持ちが
とってもよく伝わり、
温かい気持ちになりました。
そう、気持ちが伝わればいいのだと思います。


4.食べ物
気づいたらお腹空いてた、みたいな事になります。
おにぎりなど、簡単なもので良いので、
お手伝いしてくれる、ご親戚、ご友人、ご近所の方などに
お伝えしてお願いしておきましょう。


5.お茶、お茶請け
これは田舎だけかも…
うちはお通夜は自宅でやりましたので、
そのような方向けで。
弔問のお客様は万障繰り合わせて駆けつけてくださいます。
お茶とお菓子がすんなり出せるように、上記お手伝いの方に頼んでおきましょう。
うちも、麦茶やウーロン茶の2Lのとか、
お茶菓子をアホほど買いに行きました。
余っても、まあ後日ゆっくり家でいただけば良いのですから。


6.子どもへの説明
そこに寝ているおじいちゃんは、
明日になったら、焼いて、骨になっちゃうんだよ。
でもびっくりしないでね。
死んだらみんな、そうするんだよ。
きっとお星になるんだね。
…というような説明を、
青空くんは子ども達にしておいてくれたようです。
私は忙しさにかまけて、すっかり失念していました。
お子さんがいない方でも、
小さい子はだいたいその辺でチョロチョロしてますから、
差し支えない程度に、
ロマンチックに伝えてあげてください。


7.写真

そうです、遺影。
もちろん葬儀屋さんから、いついつまでに選んで置いてください、と言われます。
それが後世まで残る、遺影となるのです。
うちは父の写真がどこにあるのがゼンゼンわからず、
ものすごい少ない中から、それでもいい顔してるのを選ぶ事ができましたが、
選んだ翌日、すごくキレイにまとめた写真がザクザク出て来て、
大変悔やまれました。
写真選んどく、までしたら、それこそバチ当たりですが、
家族の写真がどこにおいてあるのか、くらいは
把握しておくべきでしょう。


言うまでもありませんが、
式の細々した決まりごとや、
準備しなければならないものなどは、
微に入り細を穿って、葬儀屋さんが指南してくれます。
わからない事はなんでも聞きましょう。
お経を上げてもらう和尚さんにはいくら包んだらいいのか?
とかも、
教えてくれます。
ちなみにうちは、
「だいたい4、50です。
でも、和尚さんにハッキリ聞いてください。和尚さんによっては、心付で、などとおっしゃる方もいますが、それでも教えて欲しい、と伝えれば、よっぽどでない限り教えてださいます」
と、助言いただきました。
言われるままに和尚さんに確認したところ、
お通夜のお経で20、
出棺と告別式のお経で20、
あと告別式にはもう2人、お経読むお坊さんが来るので、
その方々に7づつ、
合わせて54でした(敬称略)。
言っちゃあなんですが、まあ、ボロいですね。
でも、お葬式はケチケチしてはいけませんよね。
何事も、余るくらいでちょうどいいですから。
故人の最後の贅沢と思って、許す限り使いましょう。
(ト)

追記:
これはあくまで、長野の仏教式お葬式の例、です。
土地柄などもあります。
網羅しきれない部分は何卒ご容赦ください。
あと、私は教会式も出た事ありますが、
香典は「お花代」となりますし、
お数珠は意味をなさず、
お焼香の代わりに献花、となります。


その身体は冷たかった。
しかも必要以上に冷たかったのです。

  あ、ドライアイス入ってるんだ。

と、親戚のおじちゃんに言われて、
不覚にもちょっと笑ってしまいました。

父が亡くなりました。
79歳でした。

お酒の好きな父でした。
青空くんは、始めて会った日に、飲みつぶされて、
夜中からゲーゲーはいて大変でした。
というくらいの大酒飲みでした。
結局その大酒飲みが災いして、肝機能障害から始まり、
腎臓、貧血、心臓、静脈瘤と、あらゆる病気を経由して、
亡くなりました。

もう長患いしてるし、
そんな大酒飲みだし、
お医者も全然行かないし、
行っても全くいうこと聞かず飲んだくれてたし、
ある程度覚悟もしていたので、
泣かずに最期を看取る事も出来ました。
お葬式も、号泣は1度だけで、後はなんやかんや忙しく
母や兄の手伝いをして終わりました。

そして、初七日も終わって、今。
東京に帰ってきました。
子どもたちは3日間も青空くんが仕事休んで孤軍奮闘してくれていました。
割と久しぶりに私に会った子どもたちは、
全然あっさりしていて、「いなかったこと忘れてた」つーぐらいで、
改めて、子ども達の自立ぶりと、
青空くんの『お母さんっぷり』に感謝です。

しかし。
いざとなると、予想以上の喪失感で、戸惑っています。
分かってたのにね。
一緒に暮らしてもいなかったのにね。

つらさって、案外、そういうんでもないですよ。

初七日も過ぎたので、ゆるゆると、ブログ再開です。
(ト)

まああああ、この本。
タイトルだけでも、聞いたことのない方などいないのではないでしょうか。
昔々、某読書好きタレントさんがお勧めしていたのを覚えていました。
彼の感想は
「心の中の想像力は誰にも邪魔することができない」
というシンプルなもの。
さて、アンの想像力におおいに期待がかかります。

ごくごくかんたんなあらすじ***************************
(ネタばれあり)
カナダの小さな島に住む初老の兄妹、マシューとマリラは、
兄マシューの野良仕事の手伝いをさせる為に、
孤児院から男の子を一人引き取る事にした。
しかし伝達ミスから、やってきたのが11歳のアン・シャーリーという女の子。
一風変わったこの女の子をマシューは気に入り、引き取ろうと言い出す。
男の子がほしかったマリラも、
普段は無口で気弱なマシューの、いつにない執心ぶりにほだされ、
渋々引き取る事にする。
アンは創造力が豊かで、何よりおしゃべりが大好きな女の子だった。
静かだったグリーンンゲイブルズ(マシューとマリラの家は島でそう呼ばれていた)に
毎日毎日小さな事件を巻き起すこととなった。

身寄りがなく、しつけも教育も宗教も愛されることも知らなかったアンを
マリラは学校や日曜学校へ通わせ、娘のように扱っていた。
このおしゃべりでしつけのなっていないアンを厳しく育てていたマリラは
徐々にこの少女への慈愛が芽生えてきたことを感じる。
一方アンは自分の一番気にしている赤毛を
学校一のハンサム、ギルバートにからかわれてからというもの、
このギルを目の敵にし、学校のトップの成績を争い、猛勉強を始める。

やがて5年の歳月が立ち、アンは美しく聡明な女性に成長する。
そんなアンは成績トップでクイーン学園に合格し、
マシューとマリラの自慢の娘となる。
マシューは夕暮れの畑で、アンにこう言う。
「覚えておおき。一ダースの男の子より、お前の方がいいよ、アン。」
そんな、ひたすらに優しいマシューとの別れと、
ギルバートとの和解の瞬間は、すぐそこに迫っていた。

*************************************************************

私がアンを知ったのは、同世代の例にもれず、ハウス世界名作劇場です。
小学生のすずきから見るアンは、
そりゃもう、勝手で、コワいもの知らずで、
イライラする以外の何者でもありませんでした。
あんなおっかないマリラに、
もらわれたクセに、対等な口を聞き、時に無神経に逆なでしたりするアンに、
自由さとか、無邪気さなどは全く感じず、
黙ってりゃいいのにまた余計なことして…とか、
ああ、そっち行っちゃだめだって、志村後ろ後ろ! とか、
つっこみどころ満載で、正視などとてもできませんでした。

そしていろんな偶然があって、42歳にして手に取った『赤毛のアン』。
アホな私は、もう、のっけから泣きそうで泣きそうで、
終わりの方ではとうとう号泣。
読み終わっても何度も何度も読み返し、そりゃ大変なもんでした。
アンがただただかわいくて、けなげで、
なんでそのことに気づかなかったのだろう、
そりゃ私が子どもだったからだろうなーと
しみじみ思いました。
アンはひたむきで、素直な女の子です。
すでにひねくれものだった小学生のすずきはもしかしたら
そんな自由奔放なアンに嫉妬していたのかもしれません。

アンの想像力はもちろん、間違いなく彼女の人生に彩りを添えてはいますが、
重要なのはそこではありません。
これはそう、アンの物語ではなく、
あくまでもマシューとマリラの物語。
マシューの、マリラの、アンに対する気持ちの緩やかかつ自然な変化、
そして、その心の機微を美しい島の風景とともに映し出す、
作者モンゴメリの如才のなさこそが
肝なのです。
かけがえのない人というのは普段は
空気みたいに見えないもので、
何かが起こった時にしか感じられない。
今、私はまたそれを身をもって感じている、
まさに渦中にいるのです。

これは児童文学ではなく、
完成度の非常に高い、大人の為の極上のおとぎ話です。
アンがこれからどんな娘になっていくのか、
アンシリーズは全10巻だそうですから、
また寝不足の日々が続きそうです…

赤毛のアン (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン 1)赤毛のアン (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン 1)
(2005/04/15)
ルーシー・モード・モンゴメリー

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(ト)

あのう、
なりたい自分になる、ですがね。

毎日鏡の中の自分に向かって、
理想の自分を言い聞かせたり
なりすましたりしていたら、

1,独り言が増えた
2,友達と話してて、いつの間にか不本意な自慢話に発展している

という状態におちいりました。
謙虚さは私の武器だったのに
今、脱皮後したてのカニ並みの無防備さで
友を失いそうな勢いです。

やり過ぎにはくれぐれもご注意を。
卑下は金☆
(ト)

『交響曲第9番 合唱付き』Beethoven

やはり、合唱部出身者たるもの、
死ぬまでに一度はこの中でたゆたってみたいものです。
オザワの指揮を探したのですが、あまりよいものはなく、
これまた大好きな佐渡裕さんの指揮による第9を。


本当にすばらしいです。
しつこいようですが、
是非この感動を渦中で味わいたい!
まじで!

でもなぜケミストリー…。
(ト)

『ソルヴェイグの歌』グリーグ(『ペールギュント』)

今度は歌ものでご機嫌をうかがいます。
この歌、いろんな方が歌ってますが、
シセル・シルシェブーさんの声が好きなので
音質はあまり良くありませんが、こちらを載せることにしました。
かわいらしいですよね(*^_^*)


迫力を求めるなら
有無を言わずサラブライトマンをどうぞ!
ダンプカーみたいなソルヴェイグが聴けます!
(ト)

『革命』ショパン

辻井伸行さんがピアノコンクールで優勝した時の
いっこ前に弾いた曲としてもおなじみですね。
目の見えない辻井さんがこの曲を弾くのも
本当に胸を打つのですが、
一方、難聴のフジコヘミングさんも同じ曲を弾いています。

同じ曲をこれだけとらえ方を異にするという事、
陳腐な感想かもしれませんが、
その両方を感じることができる幸せを改めて感じます。

辻井さんの激情
フジコさんのピアノへの愛
いずれ劣らぬ激しい魂の演奏です。




(ト)

『無伴奏チェロ組曲 第1番』バッハ

一流の物を評価するのは、時に恥ずかしさがあります。
つまり
「ベタかよ!」
ということです。
謙譲の美徳をよしとする日本の文化のひねくれた進化の灰汁、
のようなものでしょうか。

美しいものを美しいと感じる心は
ひたすらアホみたいにいろんなもの聴いたり触れたりすることでしか
磨くことはできません。
結果それすらもゆがんだとしても
所詮個人の感想ですから、
恐れることはないのです。

ヨーヨーマの演奏で。


ベタ上等。
(ト)

『メルチョールの家』沖仁

沖仁さんは好き過ぎて選べないのですが、
私も初めて聴いた時の曲をまずは載せてみました。
その指から発せられる音だとは信じられないんですよね…指速すぎて。
どうなってんだろ?
練習とかだけでそんなに弾けるようになるもん?
才能と努力と運、全てを持ち合わせていたのでしょう、きっと。




葬式にかかる前に、ナマで聴かないと死んでも死に切れん。
(ト)

青空トランプ

Author:青空トランプ
青空トランプ:夫婦ユニット。サブメンバーに、長女コロ(中1)と長男ぐわー(小5)がいます。
そんな青空トランプを、20の質問で紹介します。

【青空☆太郎】

出身地:宇宙
職業:世界を股に挟むえせサラリーマン
趣味:最近は主に東欧の大衆音楽、例えばロマ(ジプシー)系やクレズマーの辺り
特技:誰に対してもあつかましく振舞う
好きな食べ物:カレーかラーメンか迷ってるフリをしつつ本当に好きなのは握り寿司
好きな映画:ここ最近なら間違いなく『先祖になる』だね
尊敬する人:タモリ(『ブラタモリ』復活希望)
抱きたい人:宮崎あおいちゃん(せっかく離婚したんだから俺んとこに嫁に来なさい)
神:JB、ジミヘン、コルトレーン(このチョイスに迷い無し)
永住したい場所:東北か東欧か東南アジア
1ヶ月休みがあったら:東北でボランティア&観光(まだまだ行き足りない)
3億円当たったら:1億は寄付して、残ったカネで防音設備の整ったスタジオ付きの家を建てて楽器を買いまくるね
明日死ぬとしたら:慌てて般若心経を覚える
今一番興味があるのは:クレズマーとチンドンの関係性
子供以外の宝とは:あごひげともみあげ
自分を動物に例えたら:インドサイ
相方のいいところ:他人にでも感情移入できるところ
相方の悪いところ:他人にでも感情移入しがちなところ
相方を料理に例えたら:火鍋と砂鍋が半々のやつ(仕切りは陰陽風)
世界に向けてメッセージを!:打倒風評被害!


【花札(仮)すずき】

出身地:長野県長野市
職業:主婦業を全力で。
趣味:下ネタ。
特技:落ち込むこと。
好きな食べ物:友人の旦那が作るダシ巻き卵。こないだ久々にありついた♡甘さと出汁とフワフワ具合。ケーキかよ!?安定の旨さ。嫁への愛を感じたわー。
好きな映画:『クンドゥン』『JSA』
尊敬する人:もちろんダライラマ14世。すごいオジサマですよ、この人は。
抱かれたい人:吉野寿様。せめてデートできるなら、一緒にダイアログ・イン・ザ・ダークとか行って、吊り橋効果狙いたい。
神:小林賢太郎。神と書いてけんたろうと読む。
永住したい場所:シェムリアップ、ウブドゥ、チェンマイ
1ヶ月休みがあったら:タイのビーチでぐだぐだしたい。
3億円当たったら:半分寄附、半分貯金して老後に旅しまくる。
明日死ぬとしたら:家族と美味しいもの食べて過ごします(;_:)なんか泣けてきた…
今一番興味があるのは:TED。おっさんテディベアじゃなくて、プレゼンの方のね。
子供以外の宝とは:ラーメンズDVD&文庫本コレクション。
ラーメンズ好きな女はうざい?けっ知らねー。
自分を動物に例えたら:スナフキン亜種。おさびしやま~に~♪
相方のいいところ:博識。理論的。私の支離滅裂な話をよく聞いてくれるという意味で、ガマン強いところ。
相方の悪いところ:ブログ、この半年で1個くらいしかあげてませんよ。どうしました?
相方を料理に例えたら:満漢全席。うんちく多そうだ。
世界に向けてメッセージを!:最良の母親とは、まあまあの母親である。〜児童精神科医 ドナルド・ウィニコット〜

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